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蔵のまち「栃木市」探訪記 その8
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 人と地球にやさしい
      エコリフォーム
━━━━━━━━━━━━━━━ 第381回 2013.03.08 ━━

岡田記念館から歩いてすぐのところにある「翁島」。
共通の入場券で見学できるとのことでしたので、行ってみることにしました。




明治期に事業を大成功に導いた第22代岡田嘉右衛門さんが、大正時代に造ったのがこちら翁島です。




四方が川と水堀で囲まれています。




一見「立派な和風建築だなぁ」ぐらいの外観ですが、中に入るとスゴいんです。

邸内に紹介ナレーションが流れているのですが、廊下がケヤキの1枚板だとか、ここの柱は何千本に1本しか存在しないとか、床の間の木材は何万本1本だとか、(どうやって調べたんだろう?とも思いつつ)とにかく極めて貴重な材木がふんだんに使われているんです。

第22代岡田嘉右衛門さんが東京の木場に自ら乗り込み、高級なものを厳選して買い付けてきたのだそうです。
材木の世界ってのも奥深いんですね。




設計も凝っていて、例えば二階の窓から庭園の景色とこの建物を一緒に眺められるように、二階の高さを微妙に高くしているらしく。
腕利きの宮大工を集めて完成させたこの「翁島」。派手ではないのに実は贅を尽くしているなんて、お洒落過ぎます。



岡田家は様々な事業で成功してきましたが、そのひとつに石灰の取扱いがあります。栃木県は日本有数の石灰の産地であり、農業や建設業など広い用途に使われています。(もちろん漆喰も)

こちらの立て札に興味深い一文を見つけました。




強いアルカリ性を示す石灰には殺菌浄化能力がありますが、足尾銅山の鉱毒水対策に用いられていたとは知りませんでした。銅山向け石灰の納入と、そこで算出された「銅」の水運を請け負った岡田家は、この時期、莫大な富を蓄えることに成功したようです。


そしてこの立て札にも名前が出ていますが、足尾銅山の開発を足がかりに古河財閥の基盤を築いた古河市兵衛さん。全然知らなかったのですが、盛岡にゆかりのある方なんですね。次回それをご紹介して、このシリーズを終了したいと思います。



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合資会社小原商店
http://www.m-obara.net/

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