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わびさびの「さび」は英語でプロセスデザイニングというそうです
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 人と地球にやさしい
      エコリフォーム
━━━━━━━━━━━━━━━ 第330回 2011.09.08 ━━

前回ブログの「BIG seminar in 仙台」。
この続きの話なのですが、後半は針生承一先生の「まちづくり」をテーマとしたお話でした。

丸森町で手掛けられた「斎理屋敷」は、すぐにでも行ってみたい場所ですが、予想を超える数の観光客が訪れているそうで、これは「出来る限りありのままを残しつつ整備した結果」だとおっしゃってました。

成功に気を良くした地元の方が、「隣を駐車場にする!」とぶち上げたそうですが、針生先生が説得してやめさせたそうです。文化財に集客しようと隣の建物を壊してまで駐車場を造りたがる人が全国にいると、藻谷浩介さんが話をされたの思い出しました。

そうです。
別に観光客のみなさんは単にその建物とかを見に来るわけでなく、その建物を含めたまちの雰囲気を味わいに来るんですよね。紫波のオカちゃんの言うエリア価値っていうのも、こういう事なんでしょうな。


そして、その「ありのままを極力残して」整備した斎理屋敷ですが、木や石、金属、塗り壁、瓦など伝統の自然素材の建材で作られているからこそ、時を経た現在、そこから醸し出される「さび」を感じるのだそうです。

屋根材とかも、高いんだけど銅板は長持ちするし、さびていく過程が面白いと。
ガルバリウムではこうは行かないそうで・・・恥ずかしながら私はガルバリウム鋼板の方が耐久性が良いと思ってました。




わびさびの「さび」とは何か?という話もされました。
さびは「寂び」とも書き、「然帯(さおび)」が語源。辞書的には「枯れた味わいがある様」ということになるのでしょうが、英語にすると逆にわかりやすいんだそうです。

それがプロセスデザイニング(process desining)

そう、時を経て自然に劣化していく様に美(価値)を感じる。
ん〜、和の心ですねぇ。
「古い」ということに価値を覚える西洋の骨董とはまた異なるのです。

確かに自然素材の建材は、多少高いし手間がかかるかもしれない。
ただ、時がたつ経つとともに味わいが重ねていく。
出来た時が100%の建材とは違う魅力があります。

小原商店も建物の様々な価値向上に貢献するべく日々の業務に取組んでいますが、「塗り壁」を長年扱ってきて良かったと思います。先輩方に感謝です。


「わびさび」についてはもっと掘り下げたいので、山ちゃんみたいに「へうげもの」を、せがれの和菓子をつまみながら読んで、古田織部の勉強からしてみたいと思います。


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合資会社小原商店
http://www.m-obara.net/

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